プロ野球で活躍する外国人

外国人

日本のプロ野球で活躍する外国人選手にも様々な背景があります。

例えば、現在横浜DeNAベイスターズの正一塁手であるホセ・ロペスはかつてはシアトル・マリナーズの中心選手としてイチローらと共にプレーし、2006年のMLBのオールスターや2009年のWBCのベネズエラ代表にも選ばれました。かつてのオールスタープレイヤーの現在の年俸は2億3000万円で、さらに成績に応じて出来高も発生します。

華々しい舞台で活躍した実績を引っ提げてやってくる選手もいる中で、広島東洋カープのサビエル・バティスタは対照的でした。2009年にシカゴ・カブスと契約するも、下から2番目の階級であるショートシーズンAまでしか昇格できず、そこからルーキーリーグに降格し、2013年に退団しました。2015年にカープアカデミーに入り、そこで同じアカデミー生のアレハンドロ・メヒアとともに来日し、2016年春にカープと育成選手として契約しました。そして、2017年に支配下選手登録を結び、1軍初打席で代打ホームランを放ち鮮烈なデビューを果たしました。

かたやMLBのスター選手、かたやマイナーで辛酸を舐めた苦労人。そんな外国人選手が交わる日本のプロ野球から今後も目が離せません。

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